毎月、月末にお金が残らないのはなぜ?
結論お金が毎月残らない原因が、ひとつの大きな出費であることはまれです。多くの場合、家計が見えていないこと、小さな出費の繰り返し、余った分だけを貯める習慣が重なっています。まずは30日間、出ていったお金をすべて、良し悪しを判断せずに記録して、本当のパターンを把握しましょう。
よくある症状
給料が入り、支払いを済ませると、大きな買い物をしたわけでもないのに、なぜか月末には残高がゼロかマイナスになっています。
考えられる主な根本原因
- 家計が見えていない収入は分かっていても、項目ごとにいくら使っているかは分かっていません。その地図がないまま、手探りでお金の判断をしています。
- 余ったら貯める貯金を最後に回すと、お金は残りません。支出は使えるお金をすべて埋め尽くすまで膨らんでいくからです。
- 小さく頻繁な浪費間食、手数料、アプリ、タクシーなどは一つひとつは小さく見えても、合計すると月の大きな割合を占めます。
- 収入に対して固定費が高すぎる家賃、車、分割払いが収入の多くを占めていると、少しの変動でも月のやりくりが崩れてしまいます。
かんたんセルフチェック
- 先月、食費にいくら使ったか言えますか?
- すべて払い終わってから貯金を考えていますか?
- 固定費が収入の半分以上を占めていますか?
- 口座の残高を見て驚くことがよくありますか?
2つ以上当てはまったら、その原因から取り組みましょう。
今日できる最初の一歩
先月の口座明細を開き、出費を「固定費」「変動費」「使った覚えのないもの」の3つに分けて合計してみましょう。
30日プラン
- 1週目:小さなものも含めて、すべての支出をノートかシンプルな表に記録します。
- 2〜3週目:支出を項目別にまとめ、大きな浪費を3つ見つけて、そのうち1つをやめるか減らします。
- 4週目:少額でも、給料が入ったらすぐに決まった金額を貯金に回し、その月の結果を振り返ります。
専門家に相談すべきとき
支出を記録しても、数か月続けて収入で生活の基本がまかなえない場合は、ファイナンシャル・アドバイザーなどお金の専門家に相談しましょう。すでに高金利の借金がある場合は銀行の返済条件見直しの窓口を利用し、不当な請求があれば消費者保護の相談窓口に連絡してください。
よくある質問
- 収入を増やせば解決しますか?
- 必ずしもそうとは限りません。支出が見えていないと、増えた収入も新しい習慣に吸収されがちです。先に家計を整えることで、収入アップが生きてきます。
- 支出管理にアプリは必要ですか?
- 必要ありません。紙、表計算ソフト、メモ帳でも十分です。大切なのは定期的に記録し、週に一度見直すことです。