売上はあるのにお金が残らないのはなぜですか?
結論売れているのにお金が残らない場合、利益率が低い、見えていないコストがある、入金が支払いより遅い、個人的な引き出しを管理していない、といった原因が考えられます。さらに売ろうとする前に、すべてのコストを引いた後に1件の販売でいくら残るのかを把握しましょう。
よくある症状
客足は良く、お客様も来ているのに、月末になると帳尻が合いません。たくさん働いているのに、手元に成果が見えません。
考えられる主な根本原因
- 実際の利益率が低い価格は直接原価をまかなえても、手数料、税金、ロス、あなたの時間まではカバーしていません。1件あたりに残る額は見た目よりずっと少ないのです。
- 見えない固定費サブスクリプション、家賃、メンテナンスなど、小さな毎月の出費が積み重なって、残るはずのお金を食いつぶしています。
- 入出金のタイミングのずれお客様から入金される前に仕入れ先へ支払い、結局自分の手元資金で事業を回しています。
- ルールのない引き出し必要に応じてお金を引き出し、決まった額がないため、何が利益で何が運転資金なのかわかりません。
かんたんセルフチェック
- すべてのコストを引いた後、1件の販売でいくら残るか把握していますか?
- 毎月決まった額の役員報酬(自分の給料)がありますか?
- 仕入れ先に支払う前にお客様から入金されていますか?
- 個人と事業のお金は分けていますか?
2つ以上当てはまったら、その原因から取り組みましょう。
今日できる最初の一歩
一番売れている商品やサービスを選び、原価、手数料、税金、送料を一つずつ引いて、1単位あたり実際にいくら残るかを計算しましょう。
30日プラン
- 1週目:主要3品目の実際の利益率を計算し、月の固定費をすべて書き出します。
- 2〜3週目:利益率の低い品目の価格を見直し、仕入れ先と支払条件を交渉し直し、自分への支払い額を固定します。
- 4週目:入ったお金、出たお金、残ったお金を比べて月を締め、翌月も同じ管理を続けます。
専門家に相談すべきとき
売上にかかる税金の計算方法がわからない場合や、税務上の区分が適切でないかもしれない場合は、税理士や会計士に相談しましょう。価格設定や資金管理の仕組みづくりには、地域の中小企業支援センターやメンターが役立ちます。
よくある質問
- もっと売れば解決しますか?
- 1件の販売でほとんど残らないなら、売るほど資金繰りが悪化することさえあります。まず利益率を改善しましょう。
- 利益と売上は同じですか?
- 違います。売上は入ってくるすべてのお金、利益はすべてのコスト、税金、自分の報酬を払った後に残るお金です。